青々企画ロゴ
  • 教養日本史
  • 戀闕
  • 平泉博士史論抄
  • 英訳 少年日本史
  • 英訳 少年日本史 第3分冊
  • 田中卓評論集1愛国心と戦後五十年
  • 田中卓評論集2平泉史学と皇国史観
  • 田中卓評論集3祖国再建(上)
  • 田中卓評論集4祖国再建(下)
教養日本史

目  次

序  文(初版~八版)
第一章 古 代
 第一節 神話の世界
 第二節 風土と民族
 第三節 国家の成立
 第四節 社会と文化
第二章 上 代
 第一節 聖徳太子の新政と飛鳥文化
 第二節 大化改新
 第三節 律令体制の成立
 第四節 律令政治の展開
第五節 奈良時代の文化
 第六節 律令政治の推移
 第七節 荘園の発達と武士の発生
 第八節 摂関政治と院政
 第九節 平安時代の文化
第三章 中 世
 第一節 武家政権の成立
 第二節 幕府政治の展開
 第三節 武家社会の発展
 第四節 元寇と幕府政治の推移
 第五節 鎌倉時代の文化
 第六節 建武の中興と吉野時代
第七節 室町幕府の政治と対外関係
 第八節 武家社会の推移と動揺
 第九節 室町時代の文化
  第四章 近 世
 第一節 国内の統一と安土・桃山文化
 第二節 江戸幕府の成立
 第三節 幕藩体制と社会組織
 第四節 対外関係と鎖国
 第五節 幕府政治の推移
 第六節 産業経済の発展
 第七節 江戸時代の文化
 第八節 尊王思想の展開
 第九節 封建社会の動揺と変質
 第十節 国際情勢と開国
 第十一節 武家政治の終末
第五章 現 代
 第一節 明治維新
 第二節 国内政治の改革
 第三節 立憲君主制の確立
 第四節 対外政策の推進
 第五節 産業経済の発展
 第六節 国際社会への進出と国内情勢
 第七節 昭和時代の開始
 第八節 近代文化の発達
 第九節 大東亜戦争
 第十節 占領統治と国内変革
 第十一節 世界の動向と日本の進運
国・県対照表
人名・事項さくいん
日本史年表(折込)

▲ページの先頭へ

本書について

懇切・明快な叙述、確固たる歴史観で貫かれた国史概説の新装版

京都産業大学教授 所 功 氏

 今こそ信頼できるオーソドックスな日本史の概説書がほしい、といふ心ある人々の期待に応へて、装ひも新たに本書の登場をみたことは、まことに喜ばしい。

 本書には、いくつもの特色がある。もともと本書は教科書用に書かれた通史であるから、日本史学習に必要な事項・人物がほとんど網羅され、懇切に明快な文章で叙述されてゐる。その充実ぶりは、巻末の15頁にわたる索引を見ても明らかに窺はれよう。また、各頁に的確な見出しと頭注、基本資料や主要図版などを入れ、末尾に皇室略系図と折り込み式の精しい年表を加へるやうな配慮も行き届いてゐる。

 しかし、決して平板な概説書ではない。それどころか、本書は田中博士の確固たる歴史観で貫かれてをり、到る所に独自の見識が示されてゐる。たとへば、古代は「神話の世界」から始めて「風土と民族、国家の成立、社会と文化」へと進み、豊かな古代史像を描き尽くす。その反面、近現代史は「明治維新」から「世界の動向と日本の進運」まで11節に分け、簡潔にポイントを押さへてゐる。これは、神話軽視・現代荷重の学習指導要領にマッチしないが、むしろ二千年来の日本歴史を説明するには、本書の構成こそバランスがとれてをり、どのページを開いても仲々に面白い。

 なほ、本書は初版から三十年経ってゐるため、重版のたびに折々の内外情勢・学界動向などが書き加へられ、年表に三十年分追記するなどの補充がおこなはれてゐる。従つて、高校の副教科書としても、大学生の教養書としても十分役立つが、同時に偏つた戦後教育しか受けてゐない社会人にも、ぜひ購読活用して戴きたい。


▲ページの先頭へ

著者紹介

田中 卓 (たなか たかし)
略 歴
大正12年12月12日生まれ(大阪市)
昭和20年9月東京帝国大学国史学科を卒業
昭和35年4月文学博士(旧制)
府立大阪社会事業短期大学などを経て、
昭和37年4月から皇學館大學教授
昭和55年から8年間学長、現在名誉教授
田中卓画像
主 著
『住吉大社神代記』、『出雲国風土記の研究』、『神宮の創祀と発展』、『愛国心の目覚め』、『住吉大社史』(上・中巻)、 『概説日本史』(改題『教養日本史』)、『祖国を見直そう』、『祖国は呼びかける』、『日本古典の研究』、『日本国家成立の研究』、 『海に書かれた邪馬台国』、『古代天皇の秘密』、『皇国史観の対決』、 『伊勢神宮と式年遷宮』、 『歴史と伝統』『田中卓著作集』12巻、 『続・田中卓著作集』6巻、 『田中卓評論集』4巻(青々企画)、など

▲ページの先頭へ